こんにちは。
工藤です。
前回に引き続き今回もイルカ・クジラの豆知識をお話ししていきたいと思います。
今回はイルカの赤ちゃんについてです。
イルカクジラは哺乳類というのは皆さんすでにご存じの方も多いかと思いますが、もちろん肺呼吸で恒温動物であることも大いに哺乳類として証明できることなのですが、
赤ちゃんにピントを置いて、そして胎児までさかのぼってみて、人の胎児と見比べてみるとどうでしょう?
どちらも初期の胎児ですが、どうでしょう。
しかも陸で生活していた証拠である足も、イルカにないはずなのにイルカについてます。
しいて言うなら指が分かれていない所でしょうか?
成長する過程で足は引っ込んでなくなっていきます。
そして出産間際になると、
人は頭が下。イルカはしっぽが下に来るようになります。
なのでイルカの出産時人とは逆の『逆子』で生まれてきます。この理由は、生まれ出た瞬間水中なので、呼吸するために水面に自力で浮上しなくてはならないのと、もし人と同じく頭から出てきた場合もし仮にうまく出てこれなかった場合水面に出て呼吸ができず、溺れてしまうため、ぎりぎりまで呼吸する必要が無いよう逆子で生まれてくるといわれています。
そして産まれ出た瞬間に、初めての母親の仕事は生まれた赤ちゃん水面に押し出して呼吸させることなんです。
生まれたての赤ちゃんは精一杯お母さんに泳いでついていきます。
母イルカも赤ちゃんがそこまで泳がずについてこれるように自分の作り出す水流の陰になる背ビレから後ろの方にポジショニングして泳ぎます。
これが人でいう抱っこともいわれています。。
御蔵には毎年10頭から20頭前後のイルカ達が産まれているそうですが、生後間もないイルカを見分ける方法は、仔イルカの体に縦に何本か筋(皺)が入っているイルカを見つけてあげるとわかりやすいです。
この皺は胎児は母イルカの体の中で丸くなっているのでその時についた皺が残ってついたものです。約1か月ほどでこの皺は皮がしっかり伸びて消えてしまいます。
なのでこの皺がより濃くついているイルカは生後間もないと予測することができます。
生後間もないい母イルカはとても神経質になっているため、見かけたらとてもラッキーです。でも見れたからと言っても絶対に追いかけてはいけませんよ。
これは人間でも同じですが、見ず知らずの人にご自分の生後間もない赤ちゃんに近寄っていきなり触ったり抱っこしたりすることに近いんです。
イルカの方から近寄ってくるなら何もしないで観察しているのが一番彼女らに受け入れやすいですよ。
御蔵島では、毎年春先から赤ちゃんが数多く誕生していて、運が良ければ生後間もないイルカに会えるかもしれませんよ。もし遭遇して興奮してもそ~~~~~と、、、ですよ。(;’∀’)
最後に営業再開を記念して
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出張!『イルクジセミナー』を開催します。
今回はなんと!!3店舗で開催いたします!
【日時と場所】
6/17(水) 藤沢店 19:00~20:00
6/18(木) 厚木店 19:00~20:00
6/24(水) 横浜店 19:30~20:15
【参加費】無料!!
感染症対策として、人数の把握もさせて頂きたいので、
6/1まではfujisawa@papalagi.co.jp
yokohama@papalagi.co.jp へご連絡ください。
6/2以降は各店舗にお手数ですがご連絡お願いします。
皆様のご参加心よりお待ちしております。
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工藤